JICE 一般財団法人国土技術研究センター

調査報告・研究成果 / 自主研究成果(河川)

河川を横過する橋梁に関する計画の手引き(案)

本研究の概要

 河川を横過する橋梁の計画・設計にあたっては、対象河川の河道特性を把握することは当然のこと、河川管理上の制約および鉄道・道路計画上の制約を踏まえ、河道内に設置する橋脚による水理現象を十分検討した上で、橋梁の橋種や河川管理上必要な対策工等について検討を行う必要があります。

 本研究は、橋梁計画にあたっての標準的な検討手順について検討し、河川管理者の立場で橋梁の建設に係る許可に携わる実務者や、橋梁計画に携わる技術者のために、橋梁計画が満たすべき要件を解説することにより、その実務の一助となる参考資料としてとりまとめています。

 本書は、橋梁を計画する際に検討すべき点について、必ず満足されるべき要件と満足されることが望ましい要件に分類しながら解説を加え、それを検討手順に沿って並べています。また、これに併せて、橋脚や仮設工の及ぼす水理現象に関する知識や水理現象を予測するための各種水理検討手法の解説、橋梁や橋脚、橋台に関する基礎的な知識についてもとりまとめています。

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