社会資本に関するインターネット調査
第2回 今後の社会資本のあり方に関する懸賞論文の受賞結果について
一般財団法人国土技術研究センターでは、2017年と2021年に実施した「社会資本に関するインターネット調査」の結果を活用して、今後の社会資本整備のあり方や論点などを明らかにされることを期待して懸賞論文(第2回)を募集しました。 審査委員会による審査の結果、一般の部は最優秀賞1編と優秀賞1編、学生の部は優秀賞2編と佳作1編の受賞が決定しましたので、以下の通り発表します。
一般の部 最優秀賞

Well-Being社会実現に向けた地方創生と社会資本の在り方に関する考察
論文著者: 鹿島建設 技術研究所 サスティナブルソサエティラボ
三浦 奈都さん
表彰内容: 賞状及び副賞30万円を贈呈します
一般の部 優秀賞
学生の部 優秀賞

論文著者: 南山大学経済学部経済学科
千種 莉央さん、石川 楓さん、久保田 咲紀さん、西井 萌々香さん
表彰内容: 賞状及び副賞10万円を贈呈します
学生の部 優秀賞

論文著者: 広島大学先進理工系科学研究科
松下 貴哉さん、井戸川 昌樹さん
広島大学工学部第4類
神崎 尭斗さん、益田 大世さん
表彰内容: 賞状及び副賞10万円を贈呈します
学生の部 佳作
石田東生審査委員長の講評
受賞されたみなさま、おめでとうございます。本懸賞論文は、多くの方に社会資本整備(インフラ)に興味を持って頂きたい、貴重な調査データを活用頂きたいという想いで、土木学会、みなと総合研究財団と連携し、企画したものです。第2回となる今回は、第1回に比べて、企画の意図を汲んだ質の高い論文の応募があり、一般の部より最優秀賞1点、優秀賞1点を表彰させて頂きました。また、学生の部ではインフラ分野だけでなく経済分野から応募があるなどの関心の広がりや、Chat-GPTを調査手法に取り入れるなどの意欲的な取組が見られたことを評価し、優秀賞2点、佳作1点を表彰させて頂きました。社会資本・インフラは私たちの生活経済社会の営みにとって不可分な存在です。今の私たちの暮らしの「あたりまえ」を支えているインフラに、これからも多くの興味・関心を持って頂くことを期待します。
お問い合わせ
- 一般財団法人国土技術研究センター 情報・企画部内 懸賞論文事務局 沼尻、石川)
- メール:kensyoronbun@jice.or.jp
- TEL:03-4519-5006
第1回 今後の社会資本のあり方に関する懸賞論文の受賞結果について
一般財団法人国土技術研究センターでは、2017年と2021年に実施した「社会資本に関するインターネット調査」の結果を活用して、今後の社会資本整備のあり方や論点などを明らかにされることを期待して懸賞論文を募集しました。審査委員会による審査の結果、優秀賞1編と佳作2編の受賞が決定しました。
学生の部 優秀賞
一般の部 佳作
学生の部 佳作
石田東生審査委員長の講評
受賞されたみなさま、おめでとうございます。応募された論文はいろいろな着眼からの研究・考察であり力作ぞろいでしたが、一般の部より佳作1編、学生の部より優秀賞1編、佳作1編を表彰させていただきました。優秀賞の論文は、身近な社会資本について自ら調べ考え、活動として実践しているなど高校生らしい熱量があふれるものでした。さて、土木学会の「コロナ後の日本創生と土木のビッグピクチャー」では、社会資本・インフラは私たちの生活経済社会の営みにとって不可分な存在で、インフラが今の私たちの暮らしの「あたりまえ」を支えていると指摘しています。本懸賞論文は、多くの方に社会資本整備(インフラ)に興味を持っていただきたい、貴重な調査データを活用いただきたいという想いで企画したものです。今回は調査データの活用・分析という面で、企画の意図が伝えきれなかった点が反省点として残りました。そのため、再度懸賞論文の募集を行う予定です。是非、多くの皆様に興味・関心を持っていただくとともに、論文への応募をいただければ幸いです。
土木学会のビッグピクチャーの展開等と連携し、第2回懸賞論文を募集します
- 募集期間:2023年3月末〜2023年11月上旬(予定)
- 応募資格:一般の部及び学生の部、個人又はグループ
- 表彰内容:最優秀賞1件、優秀賞2件程度、佳作複数件
- 結果発表:2024年3月頃を予定
- 詳細はJICEホームページにて発表します
お問い合わせ
- 一般財団法人国土技術研究センター 情報・企画部内 懸賞論文事務局 沼尻、石川)
- メール:kensyoronbun@jice.or.jp
- TEL:03-4519-5006
社会資本に関するインターネット調査2021(令和3年)
調査目的
近年の社会情勢の変化を踏まえ、国民の社会資本に対する認識、理解、評価の実態とその理由を明らかにするためにJICEが土木学会と連携し、社会資本に関するインターネット調査を実施した。また、2017年度に実施した同じ主旨の調査との比較や分析も実施し、近年の社会情勢の変化によるインフラに関する国民意識の変化なども把握した。社会資本の保全・整備を進めるにあたっての論点・留意点を明確にし、社会資本に関する認知・関心を高め、健全な議論の契機となることを期待する。
調査概要
調査対象者 : 全国18歳〜79歳男女
- サンプル数 : 3,000人
- 調査期間 : 2021年4月27日(火)〜5月6日(木)
- 調査方法 : 登録モニターによるインターネット調査
調査項目
- 社会・生活の動向に関する意識・態度
- 社会・生活に関する考え方
- 社会・生活空間、国土に関する評価/重要度
- 社会資本具体分野別の充足度評価、推進意向
- 社会資本の状況に関する全体評価
- 社会資本の維持管理・更新に関する認知・理解・評価
- 社会資本整備のあり方、保全・整備の進め方に関する評価
- 国家予算 費目別 今後の増減評価
- 日本とあなたの住む地域の将来(予測とあるべき姿)
- 属性(フェイスシート)
資料ダウンロード
社会資本に関するインターネット調査2017(平成29年)
調査目的等
今後のわが国の社会資本の保全・整備について、人口減少・超高齢社会の進行、自然災害の激甚化や社会資本の老朽化等の状況変化を踏まえるとともに、多様化・変化している国民の価値観・ニーズやその変化の状況等を適切に把握し、現在の社会資本の管理の状況等を勘案した的確な論点整理や議論が行われる必要があります。
上述した社会資本整備のあり方についての問題意識の下に、下記のとおりインターネット調査を実施しましたので、その調査結果(論点・概要版・報告書本編・データ等の資料)を公開いたしますのでご自由にご活用くだされば幸いです。
なお、このデータ等を利用された場合には発表物において本データ等を利用した旨を明らかにしていただくとともに、JICEにご一報いただくことをお願い致します。(連絡先はページ下部)
この調査結果が社会資本整備のあり方に関する健全な議論に繋がることになれば幸いです。
調査概要
調査対象 : 全国18歳〜79歳男女 3,000サンプル
- 調査方法 : インターネット調査
ダウンロード
速報版
2017年7月に公開した速報版をご覧になるには以下URLをクリックしてください
http://www.jice.or.jp/news/detail/57
お問い合わせ
本調査及び調査結果に関する質問、意見等は本HPの上部にある「お問い合わせ」からお寄せください。