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解説・特定都市河川浸水被害対策法施行に関するガイドラインの改定

掲載日時:2023/01/31

はじめに

 近年、全国各地で水災害が激甚化・頻発化するとともに、気候変動の影響により、今後、降雨量や洪水発生頻度が全国で増加することが見込まれています。

 このため、ハード整備の加速化・充実や治水計画の見直しに加え、上流・下流や本川・支川の流域全体を俯瞰し、国や流域自治体、企業・住民等、あらゆる関係者が協働して取り組む「流域治水」の実効性を高めるため、「特定都市河川浸水被害対策法等の一部を改正する法律」(通称「流域治水関連法」)が施行されました。

 当センターでは「特定都市河川浸水被害対策法施行に関するガイドライン解説編集委員会」を設置し、国土交通省から周知される通知等を補足・説明し、実務担当者における取り扱いやすさを念頭においた「解説・特定都市河川浸水被害対策法施行に関するガイドライン(Ver 1.0)」を取りまとめました。

 今後、本解説資料が幅広い流域の関係者の取組に活用されることにより、特定都市河川浸水被害対策法の制度を活用した「流域治水」の取組が進められ、流域の治水安全度の向上が図られることを切望いたします。

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