品質方針

品質方針

JICEのミッション

　JICEは、安全で効率的で快適な暮らしと美しい国土の創造を目指す政策提言集団として、国土交通行政を先導・補完し、優れた調査・研究成果を提供することで、持続可能でよりよい社会と国土の実現に貢献する。

品質方針《３つの方針》

（社会）	総合的な政策提案能力を強化し、将来の政策領域を開拓し、社会的存在価値を高める。
（事業）	調査研究能力を維持・向上させ、即応力・継続力を持って、政策の具体化を支援する。
（人）	学官民のネットワークを充実させ、技術力を磨き、頼られる存在になる。

品質目標

　JICEは、健全で持続可能な経営状態の下、政策提言集団として、国土交通行政を先導・補完する機能をさらに高めることを目標とする。《4つの目標》

（社会）	１．政策提言機能の強化と社会的存在価値の向上
国土政策研究所における自主研究及び委託研究などのJICE発意による先導的な調査研究を推進し､将来のわが国の社会､国民生活を見据えた国土づくりや社会資本の整備・管理のあり方に関する政策提言を行う｡表彰や助成制度により学界・民間における先進的技術の研究開発や建設技術水準の向上を促し、建設技術の振興に寄与する。政策提言の発信を強化し、政策担当者や専門技術者だけでなく、一般の人や関係業界に対してもわかりやすく価値ある情報として、情報発信の充実に努め、より広く社会に還元する。
（事業）	２．調査研究の品質向上
発注者の要求事項を的確に捉え、発注者とのいっそう良好な信頼関係を築き、調査研究の品質向上による高品質の成果品を発注者に提供して、顧客満足度を向上させる。調査研究能力を維持・向上させ、即応力・継続力を持って、政策の具体化を支援し、頼られる存在になる。
（人）	３．人財ネットワークの充実、人財育成、自己研鑽による調査研究能力の向上
学官民のネットワークを充実させ、多様な視点や専門知識を結集し、より効果的な政策の検討を推進する。人的資源の適切な確保や職位・職階に適合した資質及びスキルの習得に資する計画的・体系的な教育・訓練による人財の育成を着実に図る。役職員一人ひとりが自己の力量や果たすべき役割を認識し、自己研鑽によって技術力を磨き、調査研究の遂行能力を常に向上させる。
（基盤）	４．経営マネジメントの適切な実施と業務環境の改善
経営状況や目的達成のための課題・問題点等を役職員全員が共有し、各々の立場で為すべきこと／為せることを自律的に行うという「全員経営」の理念を、あらゆる機会を通じてJICE内に醸成し浸透させる。「JICE中期経営計画2022」に基づき、ワークライフバランスの確保と生産性の向上など「働き方改革」の観点を含めた経営マネジメントを適切に実施し、PDCAサイクルを稼働させることで、業務全体にわたる業務管理の改善を図る。（組織全体）柔軟で効率的な業務執行体制の構築により、業務の円滑な実施を図り、働きやすくやりがいの感じられる職場環境づくりを推進する。（各部、グループ）「情報セキュリティポリシー」に基づき、情報セキュリティの強化、人的セキュリティの強化とコンプライアンスの確保に努める。全ての部署の連携のもと生産性向上に向けた業務支援システム構築を進めるなど、質の向上、生産性の向上に資する勤務環境の充実を図る。

2024年4月25日
一般財団法人国土技術研究センター
理事長　　徳山　日出男