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河川土工マニュアル 平成21年4月 改訂版

掲載日時:2009/05/13

お知らせ

 河川土工マニュアル(平成21年4月版)P108表3.2.2において、誤りがありましたので以下の通り訂正いたします。当該ページは、下記ダウンロードの第三章に含まれます。

 お手数おかけし大変申し訳ありませんが、修正したダウンロード版を公開いたしますので、そちらをご活用いただきますよう、お願いいたします。

正誤表のダウンロード

はじめに

 河川土工マニュアルは、1993年6月に当センターで刊行した書籍であり、「河川土工マニュアル検討委員会(委員長:福岡 正己 東京理科大学教授)での議論のもとに、全国の河川土工の現状を集約し、その最大公約数的な技術を標準として示したものであり、河川土工に携わる現場技術者の実務書として利用されてきてます。

この度、部分改訂した河川土工マニュアルは、平成5年度以降の法制度、堤防の設計・施工技術等の変遷を踏まえ、これらと河川土工マニュアルの整合を図るとともに、現場での施工事例を多く紹介したものです。主な改訂事項は下記のとおりです。

平成5年以降の基準・指針等との整合を図る

例) 「河川堤防設計指針」(2002年7月策定)、「河川堤防の構造検討の手引き」(平成14年7月策定)等との整合を図るため、指針に準拠し堤防設計に関する記述内容を修正した。

新規法令の制定、改正に伴う改訂

例) 「土壌汚染対策法」(2002年5月制定)を踏まえ、土壌汚染の状況把握及び工事に伴う汚染物質の拡散防止に関する技術的な対応方法を整理、追記した。

従来単位からSI単位への変更

例) tf/u → kN/u

近年の施工及び管理技術の反映

例) 土の日常管理について従来標準とされていた砂置換法から、RI計器による土の締固め管理を標準化し、土の品質管理手法を整理した。
例) 浸透対策、耐震対策等、最新の技術知見を基に、河川土工施工方法を整理した。

「河川土工マニュアル 参考資料」(2007年7月発行)を反映

例) JICEホームページ上で掲載していた「河川土工マニュアル参考資料」について整理し、河川土工マニュアル平成21年4月 第7章「各論」に反映した。

 なお、河川土工の体系化、河川土工の主体を成す堤防の調査、設計と施工、管理との関係等について技術的整理が未だ不十分なところもあり、本格改訂に至っていないことに留意してください。

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