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調査報告・研究成果 / マイクロモデル(極小水理模型)

マイクロモデル(極小水理模型)

マイクロモデル(極小水理模型)研究の背景

 1997年に我が国は河川法を改正し、河川計画策定にあたっての民意の反映システムを制度として盛り込んだ。今後、河川の整備計画策定にあたって様々な立場の方の意見を反映させていく必要がある。

 また、地域の人々の意見を的確に反映した個性ある河川づくりを実現させていくためには、計画の立案から決定に至る過程において地域住民、関係市町村、学識経験者等の意見を幅広く聴取していく必要もある。

 そしてこの際に重要な位置付けを持つものが情報の公開と情報の共有である。ダムの建設や堰の改築など一定の目的の河川事業について、様々な見解の人々が、夫々一方的な情報のもとで、議論のすれ違いを生じている例がある。様々な立場の方々が同じ情報を共有して、同じ視点に立った上で、その河川の将来を真剣に議論していくことが重要である。

マイクロモデル(極小水理模型)とは

 マイクロモデルは米国陸軍工兵隊の応用河川工学センター(AREC)で1994年に開発された極小水理実験模型システムであり、全体のコンセプトに対し米国特許が1997年に与えられている。ARECはミズーリ州セントルイス市のミシシッピ川の河岸に位置する研究所である。

 マイクロモデルの代表的な縮尺は水平が1:15,000から1:600、垂直が1:1,200から1:100であり、縦横歪みは5から13の範囲であり、縮尺は1m×2m程度の模型基盤に設置可能なように決められている。