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調査報告・研究成果 / 自主研究成果(都市)

オリンピック・パラリンピックに向けた多様な利用者の円滑な移動支援に関する共同研究

研究目的

 一般財団法人国土技術研究センターでは、公益財団法人交通エコロジーモビリティ財団と共同研究『オリンピック・パラリンピックに向けた多様な利用者の円滑な移動支援に関する共同研究』(自主研究)を実施しています。

 本研究は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以降「オリパラ」と略す)の開催時のおもてなしの質の向上を図るため、数万人にのぼる大会スタッフやボランティアスタッフのボランティアリーダーに対して、障害理解を深め、接遇・介助スキルを取得し、おもてなしを実践するための研修コンテンツの開発を目的とするものです。

 障害当事者の主体的な参画、有識者のアドバイザーからなる協議会を組織(2016年度)して、研修コンテンツの具体化等の検討を進めています。

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アクセシビリティ サポートガイド基礎編 イラスト追記版

 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が作成した『アクセシビリティ サポートガイド基礎編』※に、理解を助けるために必要な動作等を示すイラストをJICEの自主研究において追加し、見やすく編集を行った『イラスト追記版』(2016.09)を作成しましたのでご活用下さい。

アクセシビリティ サポートガイド基礎編 イラスト追記版

※『アクセシビリティ サポートガイド基礎編』とは
オリパラ組織委員会では、大会スタッフ・ボランティア向けの学習ツールとして、スタッフ用接遇テキスト『アクセシビリティ サポートガイド基礎編』を作成し、ホームページ(https://tokyo2020.jp/jp/organising-committee/accessibility/)で公開しています。

避難施設等のバリアフリー環境整備に関する研究〜東京消防庁が認めた防災マップ〜

研究目的

 この研究は、災害時においての高齢者・障害者等の要配慮者の避難環境の向上に向けて、国土交通省総合政策局「災害時・緊急時における避難する経路・場所のバリアフリー化に関する研究」(外部リンク)をもとにして、東日本大震災を経験した仙台市太白区東四郎丸地域、東京都内の密集市街地である板橋区清水町地域においてケーススタディを行い、ハード・ソフトの対応策を検討したものです。

 仙台市太白区東四郎丸地域では、介護予防や地域交流を実施するNPO法人「FOR YOUにこにこの家」、障害児放課後デイケアを実施する「特定非営利活動法人つばめっこ」等と連携しながら、小・中学校への避難訓練をして地域の状況を把握しました。板橋区清水町地域では、地域住民のネットワークである「おたがいさまネットワーク」と連携し、「防災・減災合同体験学習」の企画・実行し地域における点検や課題の抽出を行いました。

研究成果

 高齢者・障害者等の要配慮者の置かれている状況によって災害時の避難支援のあり方は様々といえます。

 災害対策基本法では災害時避難行動要支援者名簿を作成し支援者等が支援をすることとしていますが、本研究では、この具体的な方策として、要配慮者の身体状況等を記した事前調査書の活用、避難経路・避難所等のバリアフリー点検を通じた「防災マップ」を提案しました。防災マップの作成を含む活動は、東京都消防庁主催「第11回地域の防火防災功労賞」で「優良賞」を受賞しています。(受賞者「おたがいさまネットワーク」)

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板橋区清水町地域周辺の防災マップ

板橋区清水町地域の活動紹介(JICEレポート第26号)

第11回地域の防火防災功労賞(外部リンク:東京消防庁HP 平成27年2月9日公表資料)