道路における雑草抑制技術

テーマ設定型（技術公募）

令和３年２月２６日

『道路における雑草抑制技術』の技術選定結果について
～新技術活用システムにおけるテーマ設定型（技術公募）の取り組み～

　一般財団法人　国土技術研究センター（以下、「JICE」という。）では、『道路における雑草抑制技術』の要求性能及び評価方法（案）に対する意見（意見募集期間：令和２年６月２９日～令和２年７月２０日）を踏まえ、技術の要求性能及び評価方法の見直しを行いました。これを基に新技術活用システムの活用方式「テーマ設定型（技術公募）※」にて、本技術を令和２年１０月９日～令和２年１１月６日まで公募し、応募のあった技術について、別紙のとおり３５技術を選定したので、お知らせします。
　今回選定された技術は、応募時に提出された調査票等を基に技術比較表を作成し、国土交通省中部地方整備局新技術活用評価会議で審議のうえ、NETISホームページに「テーマ設定型の比較表」として公表される予定です。

　道路における雑草の除草作業にあたっては、人力による部分も多く、効率的な作業が出来ないことが課題となっています。また、雑草の中でもつる植物については、繁茂することにより、道路標識の視認性を阻害する恐れがあるなど、安全性の向上に著しい影響を及ぼすことが課題となっています。
　このため、雑草抑制技術を用いることにより、維持管理コストの縮減、作業の安全性の確保及び道路が担うサービスの向上を確保することを目的に、現場状況に応じた最適な技術を選定するために、要求性能及び評価方法を設定した上で、同一条件下での特徴や性能を技術比較表としてまとめます。
　なお、本技術の「テーマ設定型（技術公募）」の実施は、平成30年6月末に第三者機関等として選定されたJICEが行うものです。

※「テーマ設定型（技術公募）」：直轄工事等における現場ニーズ・行政ニーズ等に基づき技術テーマを設定し、民間等から技術の公募を行い、同一条件下の現場実証等を経て、個々の技術の特徴を明確にした資料（技術比較表）を作成し、新技術の活用を促進する取り組み。