受賞者の声
第14回国土技術開発賞
入賞 土研式水位観測ブイ(投下型) 技術開発者 田村圭司 受賞コメント
第14回国土技術開発賞 | 入賞 土研式水位観測ブイ(投下型) |
技術開発者 | (一財)砂防・地すべり技術センター 田村圭司 |
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受賞にあたって
この度は、国土技術開発賞を賜り誠にありがとうございます。
天然ダムが形成された場合、湛水位をリアルタイムで観測することが、天然ダム決壊などの危険性を判断するうえで、非常に重要になります。
しかしながら、天然ダムが形成される場所は、地形的に厳しく、観測機材の搬入、通信手段の確保、電源の確保が非常に困難であります。
この水位観測ブイはこれらの問題を解決するために考案、制作されました。
最初は、スタッフがホームセンターでかき集めた材料を手作業で夜を徹して制作してくれました。スタッフの防災担当者としての使命感が実を結んだ製品と言えるでしょう。
近年、天然ダムが形成されるような、豪雨災害、地震災害が多発しています。
その度、改良が重ねられたこの製品が災害現場で重要な情報を提供していることが、今回に受賞につながったものと思います。
今後も、開発者の一人としても、様々な立場から、防災対策に取り組んで参りたいと思っています。
最後になりましたが、ご指導やご協力を頂きました多くの関係者の皆様に、深く感謝申し上げます。
また、土砂災害など自然災害で被災されたみなさんに謹んでお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。
天然ダムが形成された場合、湛水位をリアルタイムで観測することが、天然ダム決壊などの危険性を判断するうえで、非常に重要になります。
しかしながら、天然ダムが形成される場所は、地形的に厳しく、観測機材の搬入、通信手段の確保、電源の確保が非常に困難であります。
この水位観測ブイはこれらの問題を解決するために考案、制作されました。
最初は、スタッフがホームセンターでかき集めた材料を手作業で夜を徹して制作してくれました。スタッフの防災担当者としての使命感が実を結んだ製品と言えるでしょう。
近年、天然ダムが形成されるような、豪雨災害、地震災害が多発しています。
その度、改良が重ねられたこの製品が災害現場で重要な情報を提供していることが、今回に受賞につながったものと思います。
今後も、開発者の一人としても、様々な立場から、防災対策に取り組んで参りたいと思っています。
最後になりましたが、ご指導やご協力を頂きました多くの関係者の皆様に、深く感謝申し上げます。
また、土砂災害など自然災害で被災されたみなさんに謹んでお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。