受賞者の声
第15回国土技術開発賞
地域貢献技術賞 急傾斜地超大型モノレール運搬システム 技術開発者 内田昭治 受賞コメント
第15回国土技術開発賞 | 地域貢献技術賞 急傾斜地超大型モノレール運搬システム |
技術開発者 | 内田産業(株) 内田 昭治 |
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受賞にあたって
この度は、栄誉ある賞を頂き、誠にありがとうございます。受賞できたのも多くの方々にご指導・ご支援を頂いたからだと思っております。これまでご指導頂いた各現場の関係者の皆様、お取引先、そして私を支えてくれた社員に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
40年以上前に、みかん畑の小型モノレールの開発・製造から始まり、時代の流れとともに大型モノレールの開発・製造にシフトしてきました。大型化に伴い、走行性能や制動性能、耐久性が大きな課題となりましたが、一つひとつ着実に、地道に対処してきました。
特に最大積載(4トン)・最大斜度(45度)での走行を安定させるために、搭載エンジンの大型化を進め、業界最大の47.8kW(65PS)のディーゼルエンジンをギヤケース上に直結搭載し、高効率な駆動方式を開発しました。これにより余裕のある登坂走行とエンジンブレーキを活用した降坂走行を実現する事が出来ました。
また、安全で、かつ効率的な運搬システムとなるように常に現場のニーズを確かめ、それを製品開発に反映させてきました。険しい道のりでしたが、皆様の協力も得ながら試行錯誤を重ね、今の運搬システムが出来上がりました。
40年以上前に、みかん畑の小型モノレールの開発・製造から始まり、時代の流れとともに大型モノレールの開発・製造にシフトしてきました。大型化に伴い、走行性能や制動性能、耐久性が大きな課題となりましたが、一つひとつ着実に、地道に対処してきました。
特に最大積載(4トン)・最大斜度(45度)での走行を安定させるために、搭載エンジンの大型化を進め、業界最大の47.8kW(65PS)のディーゼルエンジンをギヤケース上に直結搭載し、高効率な駆動方式を開発しました。これにより余裕のある登坂走行とエンジンブレーキを活用した降坂走行を実現する事が出来ました。
また、安全で、かつ効率的な運搬システムとなるように常に現場のニーズを確かめ、それを製品開発に反映させてきました。険しい道のりでしたが、皆様の協力も得ながら試行錯誤を重ね、今の運搬システムが出来上がりました。
受賞後の動き
今後は、本運搬システムを近畿圏だけでなく本格的に他地域にも広げていき、全国の防災事業やインフラ整備事業により多く貢献していきたいと考えております。