JICE 一般財団法人国土技術研究センター

テーマ設定型(技術公募)

「緊急復旧堤防の法面補強技術に関する新技術」の要求性能に対する
意見募集結果と技術公募について

〜新技術の活用に向けて〜

 一般財団法人 国土技術研究センターでは、『緊急復旧堤防の法面補強技術に関する新技術』の要求性能に対する意見(意見募集期間 令和3年9月17日〜令和3年10月15日)を踏まえ、試験方法及び評価方法の見直しを行いました。
 これを基に新技術活用システムの活用方式「テーマ設定型(技術公募)※」にて本技術を令和3年10月27日〜11月24日15時まで公募し、応募のあった技術について、別紙のとおり25技術を選定したので、お知らせします。
 今回選定された技術は、募集条件への適否を確認するとともに、技術検証を行い、その評価結果については、北陸地方整備局新技術活用会議で審査のうえ、NETISホームページの「テーマ設定型の比較表」にて今年度内に公表する予定です。

 令和元年東日本台風(台風19号)や令和2年7月豪雨等では、全国の河川の多くで堤防決壊や被災が生じ、従前あった治水安全度確保のために被災箇所の堤防の緊急復旧が実施されました。決壊等の堤防被災時には緊急復旧堤防を土堤で施工し、法覆工としてコンクリート連節ブロック張りを行う場合が多いが、この方法は、コンクリートブロックに鉄筋を挿入し結束するため非常に多くの手間と時間を要し、作業の特性から手元が見えづらい夜間の施工が出来ない場合がある等の問題があります。更に、施工にあたっては専門技術者(石工)が必要になるが、そもそも緊急時のため専門技術者(石工)が確保しづらい場合もあります。

 このような背景から、専門技術者を要せず機械施工等により作業を省力化する事ができ、かつ短時間で効率的に所定の安全度を確保出来る法面補強技術の開発・導入が必要不可欠です。

 緊急復旧堤防の法面補強技術について、使用目的に応じた最適な技術を採用するにあたっては、各技術が有する特徴・性能を客観的かつ定量的に把握し、技術比較表としてまとめます。

 なお、本技術の「テーマ設定型(技術公募)」の実施は、平成30年6月末に第三者機関等として選定された一般財団法人 国土技術研究センター(JICE)が行うものです。

※「テーマ設定型(技術公募)」:現場ニーズに基づき募集する技術テーマを設定し、民間等の優れた新技術を公募して実現場で活用・評価を行う方式

技術選定について

緊急復旧堤防の法面補強に関する新技術

技術選定結果について(44KB)

技術選定結果

(別紙)選定結果(20KB)

技術公募期限の一部訂正について

「技術公募について」の「公募期間」につきまして、期限に一部誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

正しくは11月24日(水)15時までになります。

意見募集の結果について

募集項目

性能評価項目等と試験方法・条件(案)

募集期間

令和3年9月17日(金)〜 令和3年10月15日(金)

要求性能に対する意見募集結果

性能評価項目等と試験方法・条件(案)に対する意見結果(32KB)

技術公募について

公募技術

「緊急復旧堤防の法面補強に関する新技術」(548KB)

公募期間

令和3年10月27日(水)から令和3年11月24日(水)15時まで

公募要領

公募要領(24KB)

公募要領(別紙)

別紙(1-1〜1-2)(699KB)

応募資料作成要領(別添)

別添(30KB)

応募様式

応募様式(様式-1〜5)(180KB)

問い合わせ先

(一財)国土技術研究センター 河川政策グループ 
TEL:03(4519)5001  FAX:03(4519)5011
E-mail:netis-norimenhokyou@jice.or.jp