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技術資料・ソフトウェア / 基準・技術資料

増補 改訂版「道路の移動等円滑化整備ガイドライン」の発行について

掲載日時:2015/06/24

 増補 改訂版「道路の移動等円滑化整備ガイドライン」 〜道路のユニバーサルデザインを目指して〜

 交通バリアフリー法とハートビル法が統合・拡充されたバリアフリー新法「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」と道路の移動等円滑化に関する基準「移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準」が平成18年12月に施行されました。
  平成15年1月に「道路の移動円滑化整備ガイドライン」を発行し広くご利用いただいてまいりましたが、バリアフリー新法と道路の移動等円滑化に関する基準に準拠して、道路管理者が同基準に基づいて道路整備を行う際の考え方を示してより一層のバリアフリー化を推進するために、本ガイドライン及びその解説を編集し、書籍にて発行いたしました。
  策定にあたっては、インターネットを利用した意見募集により広くご意見を伺うとともに、有識者、関係団体、福祉関連に携わる専門家、行政担当者等による懇談会(道路空間のユニバーサルデザインを考える懇談会)を設置し、ご意見、ご要望を伺いながら検討が進められました。

 担当:道路政策グループ 林、藤村、竹本

書籍について

【 書名 】  増補 改訂版 道路の移動等円滑化整備ガイドライン


【 編集・発行 】  財団法人 国土技術研究センター


【 発売 】  株式会社大成出版社

【 仕様 】  A4判・400頁

 定価4,536円(本体4,200円)

ご購入について

ガイドラインのポイント

本ガイドラインは、高齢者、障害者のほか、全ての人に使いやすいユニバーサルデザインの考え方にも配慮することとしています。今後は全ての道路において、本ガイドラインを適用した整備が進められ、高齢者、障害者等にとって移動しやすい空間が整備されることが期待されています。   本ガイドラインによって、バリアフリー新法の対象となる地域等において、以下の道路整備がなされることとなります。

・歩道の路上施設等を除いた有効幅員を2m以上確保、ただし、経過措置として新たな道路構造を提示

・車道に対する歩道の高さを標準5cmとすることによりいわゆる波打ち歩道を解消

・歩車道境界部の段差は標準2cmとするが、視覚障害者の識別性を確保すること等の条件が満たされれば、2cm未満の段差を整備することも可能とし、さらに比較的望ましいといえる構造の一例を提示

・必要と認められる箇所の立体横断施設には原則としてエレベーターを設置

・自動車駐車場では、障害者用駐車・停車施設を設置するとともに、障害者等に配慮した構造のトイレ等を設置

・ 標識により、エレベーター等のバリアフリー施設を案内するとともに、バリアフリールート等地図により情報提供

・交差点、立体横断施設等の階段部等には、視覚障害者誘導用ブロックを必ず設置

・その他、乗合自動車停留所、路面電車停留場、休憩施設、道路照明施設、積雪寒冷地での配慮、駅前広場等についても規定し、事例・写真等について適宜変更

第1部 基本的理念

第1章 総論
1-1 背景
1-2 バリアフリー新法 概説
1-3 バリアフリー新法における道路に関する変更点
1-4 バリアフリー化推進の枠組み
1-5 ガイドラインの位置付け

第2章 計画及び運用に関する配慮事項
2-1 バリアフリー化水準の向上のための取り組み
2-2 高齢者、障害者等に対応した配慮
2-3 バリアフリー整備の維持管理

第2部 計画の考え方

第1章 道路計画の考え方
1-1 バリアフリー化された道路のネットワーク形成
1-2 バリアフリーネットワーク計画

第3部 道路の移動等円滑化基準の運用指針

第1章 総則
1-1 道路利用者の寸法 
1-2 基準の趣旨・用語の定義

第2章 歩道等
2-1 歩道の幾何構造
2-1-1 歩道の設置及び有効幅員
2-1-2 舗装
2-1-3 勾配 
2-1-4 歩道等と車道等の分離
2-1-5 歩道の高さ 
2-1-6 横断歩道等に接続する歩道等の部分
2-1-7 歩道構造形式の選定方法
2-1-8 車両乗入れ部
2-2 新たな経過措置の適用条件と必要な配慮
2-2-1 歩道の設置および有効幅員に関する経過措置
2-2-2 経過措置を適用した場合に必要な配慮

第3章 立体横断施設
3-1 立体横断施設の移動円滑化の考え方
3-2 昇降方法の選択方法
3-3 昇降施設の構造
3-4 各種施設・設備等

第4章 乗合自動車停留所
4-1 概説
4-2 乗合自動車停留所の構造
4-3 乗合自動車停留所を設ける歩道等の高さ
4-4 ベンチ及び上屋の設置
4-5 その他の付属施設

第5章 路面電車停留場等
5-1 概説
5-2 路面電車停留場の構造
5-3 乗降場
5-4 傾斜路の勾配
5-5 歩行者の横断の用に供する軌道の部分
5-6 路面電車停留場の付属施設
第6章 自動車駐車場
6-1 概説
6-2 障害者用駐車施設
6-3 障害者用停車施設
6-4 出入口
6-5 通路
6-6 エレベーター
6-7 傾斜路
6-8 階段
6-9 屋根
6-10 便所
6-11 案内標識
6-12 視覚障害者誘導用ブロック
6-13 照明施設
6-14 発券機・精算機
6-15 維持管理

第7章 案内標識
7-1 概説
7-2 道路案内標識
7-3 地図
7-4 視覚障害者のための案内

第8章 視覚障害者誘導用ブロック
8-1 視覚障害者誘導用ブロック
8-2 設置の考え方
8-3 設置の方法
8-4 案内誘導の高度化

第9章 休憩施設
9-1 概説
9-2 設置位置
9-3 その他

第10章 照明施設
10-1 概説
10-2 照明施設の明るさ
10-3 照明器具

第11章 積雪寒冷地における配慮
11-1 防雪施設
11-2 除雪対応
11-3 沿道住民等との連携

第12章 駅前広場
12-1 概説
12-2 交通空間
12-3 環境空間
12-4 情報提供施設・照明施設

第4部 今後の課題

資料編
用語索引

移動等円滑化整備ガイドラインに関連する資料

<建築>
 「高齢者・障害者等の円滑な移動等に配慮した建築設計標準」 平成19年(2007年)
 編   集  :国土交通省住宅局建築指導課
 作業協力  :財団法人 国土技術研究センター
 発行・販売  :人にやさしい建築・住宅推進協議会
 http://www.jaeic.jp/hyk/annai.htm#1-2-0-00


<旅客施設>
 「公共交通機関の旅客施設に関する移動等円滑化整備ガイドライン」
 バリアフリー整備ガイドライン(旅客施設編) 平成19年(2007年)7月
 監   修  :国土交通省総合政策局安心生活政策課
 発行・販売  :交通エコロジー・モビリティ財団
 http://www.ecomo.or.jp/barrierfree/guideline/guideline_top.html


<車両>
 「公共交通機関の車両等に関する移動等円滑化整備ガイドライン」
 バリアフリー整備ガイドライン(車両等編) 平成19年(2007年)7月
 監   修  :国土交通省総合政策局安心生活政策課
 発行・販売  :交通エコロジー・モビリティ財団
 http://www.ecomo.or.jp/barrierfree/guideline/guideline_top.html


<船舶>
 「旅客船バリアフリーガイドライン」 平成19年(2007年)9月
 監   修  :国土交通省海事局安全基準課
 発行・販売  :交通エコロジー・モビリティ財団
 http://www.ecomo.or.jp/barrierfree/guideline/guideline_ship.html


<公園>
 「ユニバーサルデザインによるみんなのための公園づくり」
 ユニバーサルデザイン手法による設計指針
 監   修  :国土交通省都市・地域整備局公園緑地課
 発   行  :社団法人 日本公園緑地協会
 http://www.posa.or.jp/outline/books/016.html


<道路>
 「増補 改訂版 道路の移動等円滑化整備ガイドライン」 平成23年(2011年)8月
  〜道路のユニバーサルデザインを目指して〜
 編集・発行  :財団法人 国土技術研究センター
 販   売  :大成出版社
 http://www.taisei-shuppan.co.jp/scripts/search_detailed_info.php?code=3004

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