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助成・表彰・審査制度 / 国土技術開発賞

第12回国土技術開発賞

優秀賞 ジャケット式桟橋の長期防食システム 技術開発者 岩廣真悟 受賞コメント

第12回国土技術開発賞 優秀賞 ジャケット式桟橋の長期防食システム
技術開発者 JFE エンジニアリング(株) 岩廣真悟

受賞にあたって

 この度、優秀賞を頂きありがとうございます。

 羽田D滑走路建設工事は厳しい腐食環境(海上約11m〜15m)に新滑走路の一部を担う鋼製ジャケットを建設するため@長期耐久性に優れた防食技術、また維持管理提案も含めた設計施工一括契約方式のためA総合的な技術提案が求められました。

 そこで、海上大気部にさらされる桟橋上部ジャケットの防食方法としては従来工法の重防食塗装工法でなく腐食環境をカバープレートで遮断し、その内部を除湿するという技術提案に至りました。(当社としては除湿システムを技術開発致しました。)

 除湿技術は海外鋼製橋梁を中心に実績を重ね、国内でも数例の事例がありました。しかしながら、新滑走路島桟橋においては約140万m3にも及ぶ大空間を有するため、機器の仕様選定、設備計画、空調シミュレーション、ならびに維持管理時のモニタリングシステム等 国内外に事例のない技術に挑戦いたしました。本技術は、JFE技研梶i現、JFEスチール 技術研究所)をはじめ、社内外の多くの関係者の御協力・御助言により開発されたものであり、この場をお借りして改めて感謝の意を表します。ありがとうございました。

 今回の受賞を機に、効率的な社会資本整備により一層役立てる事が出来るように努力したいと思います。

受賞後の動き

 現在、除湿システム施工の最終段階にある状況です。各種計測データにより効率的な維持管理上の運用や、今後の社会資本整備の役立てて行きたいと考えております。