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助成・表彰・審査制度 / 国土技術開発賞

第15回国土技術開発賞

優秀賞 2段タイ材地下施工法 技術開発者 星野 正美 受賞コメント

第15回国土技術開発賞 優秀賞 2段タイ材地下施工法
技術開発者 (株)日本港湾コンサルタント 星野 正美

受賞にあたって

この度は、第15回国土技術開発賞の優秀賞をうけ、身に余る光栄に存じます。

 簡単に本技術の開発・実施経緯に触れますと、平成18年に現地実証試験による開発着手、その後設計手法の確立、二段タイ材の掘進技術の開発、大型遠心載荷模型実験による耐震補強効果の確認など約3年の歳月をかけて実用化に至りました。平成21年には、仙台塩釜港雷神埠頭岸壁の増深・耐震改良のために、国内外初の実工事に本技術が採用されました。岸壁完成後の平成23年に発生した東北地方太平洋沖地震により設計地震動とほぼ同規模の地震動が岸壁に作用しましたが、所期の性能を発揮し、本技術の効果が実証されることになりました。開発当初から一貫して本技術の開発と上記仙台塩釜港雷神埠頭の設計に携わったものとして、この度の大きな受賞を機に本技術を従来以上に普及発展させていきたいと考えています。

 開発にあたっては、国土交通省東北地方整備局、港湾空港技術研究所をはじめ、多くの方々よりご指導、ご支援いただきました。この場をお借りし改めて厚く御礼申し上げます。

受賞後の動き

 既設矢板岸壁のリニューアル工事、大型船舶に対応した大水深化工事、耐震補強工事のうち、特に岸壁の供用休止が不可能な社会的制約のある工事、岸壁の利用条件から制約のある工事への本技術の普及を幅広く推進し、社会貢献に寄与したいと思います。