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自主研究

在宅・長寿の我がまちづくり 〜安心とほほえみへのアプローチ〜

■在宅・長寿の我がまちづくりについて

 福祉のまちづくりをとりまく状況は、この10年間で大きく変化してきました。高齢福祉の分野では、「介護保険制度」の導入によって施設から在宅生活の重視する制度の充実が図られ、「住生活基本法」によって高齢者等の居住の安定確保が、「高齢者・障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」によって市街地における面的なバリアフリー整備が法的に位置づけられました。

 本報告書は、厚生労働省と国土交通省の支援と参加を受け、車いすを対象としたバリアフリー整備に代表とされるハード整備中心の福祉のまちづくりから、認知症対応や多様な高齢者のライフスタイルに対応したソフトとハードを一体的に行うための新しいまちづくり「在宅・長寿の我がまちづくり」について検討し、「在宅・長寿の我がまちづくり」を進めるための『手引き書』としてとりまとめたものです。行政担当者のみならず、まちづくりに携わるNPO活動者や市民の方にも活用されれば幸いです。

平成19年3月

イメージ
図 大規模ニュータウンで集合住宅が多い住宅地での在宅長寿の我がまちづくりのイメージ

 在宅・長寿の我がまちづくりの構成要素である『空間(場)』としての住宅ストックや近隣センター、福祉拠点、公園緑地、移動支援と、『活動・サービス』としての福祉・医療サービスやボランティア等の社会貢献活動、健康づくりや介護予防などの活動、『担い手』としての住宅の管理組合や自治会・町内会、社会福祉協議会、老人クラブ、NPO・各種ネットワーク等の既存資源を組み合わせたまちづくりのイメージ。

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■在宅・長寿の我がまちづくり検討委員会報告書

  1. 検討の目的
  2. 検討の体制
  3. 検討の経緯
  4. 本報告書の構成と位置づけ
  1. 将来の高齢者の姿とニーズの変化
    (1)増加する高齢者への対応
    (2)高齢期の生活に対する意識の変化
  2. まちづくりをとりまく状況
    (1)社会の変化
    (2)生活空間の変化
  3. 近年の取り組み (1)制度の充実
    (2)住民参加の取り組みの推進
    (3)既存の施設、都市基盤等の資源の活用
  1. 在宅・長寿の我がまちづくりとは
  2. 在宅・長寿の我がまちづくりの基本的な視点
  3. 日常生活圏域とは
  4. 地域の特質(制約条件)とは
  5. まちの構成要素とは
    (1)まちを構成する個別要素
    (2)まちの特性に応じた個別要素の組み合わせ
     補論1:まちの構成要素を活用した新しいまちづくりの進め方
  1. 安心して暮らす
    (1)日常生活を維持する
    (2)安心を得る
    (3)専門的なケアを得る
    (4)安全を確保する
    (5)住まう
     補論2:住宅系市街地における支え手と支えられる側との関係
  2. 充実した生活をおくる
    (1)心身の健康を保つ
    (2)外出する
    (3)集う
    (4)役割を得る
    (5)とことん楽しむ
  3. 認知症高齢者を支える(PDF:2.4MB)
    (1)認知症高齢者を支えるまちづくりとは
    (2)ネットワークで支える
    (3)空間づくりで支える
  1. 多分野の協働で支える在宅・長寿の我がまちづくり
  2. 我がまちづくりを進めるにあたってのポイント
    (1)高齢者等地域で生活する人の問題意識の汲み上げ
    (2)多分野間で問題意識を共有する
    (3)地域の特質を見極め、対応策を検討する
    (4)検討の結果、得られた「仕組み」を動かす工夫をする
    (5)人材の発掘と養成
    (6)一連の取り組みを加速する上で有効な地域内分権
  3. 検討プロセスにおける留意事項(今回の取り組み事例から) (1)きっかけを捉える
    (2)検討の場を設定する
    (3)現状を把握する
    (4)課題を特定し、共有する
    (5)実現に向けた具体策を検討する
    (6)その他留意すべき事項
      補論3:連携の難しさと出会いの効果
      補論4:ニュータウン診断シート
      補論5:多摩ニュータウン諏訪永山地区を例とした時系列的な課題と対応策の整理

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