| ITS【高度道路交通システム】 (ITS推進室) |

ITS推進室の概要
ITS推進室は、交通事故の削減や交通の円滑化とそれにともなう大気汚染など環境の改善といった負の遺産を解消し、安全・安心で円滑・快適な交通環境の実現を目指すとともに、過疎化や高齢化、人口減少下でのモビリティの確保、くらしやすい豊かな地域社会の実現を目指すことなどを目的として、
- ITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)を活用した高度な道路行政サービスの実現に向けた様々な調査研究
- ITSに関わる各種システムの構築に係る調査研究
などを実施しています。
ITSは、最先端の情報通信技術を用いて、「人・道路・車両」を一体のシステムとして構築し、道路交通に関する様々な問題を解決する戦略的な手段となるものです。
例えば、道路の整備は未だ十分とはいえませんが、これまでの道路を「つくる」ことで成果をあげてきた時代から、適切な維持更新を図りつつ道路を効率的に「つかう」時代に確実に移行しつつあります。また、政府目標として2012年末の交通事故死者5,000人以下の達成を目指していますが、交通事故死者数の原因別内訳をみると「発見の遅れ」「判断の誤り」「操作の誤り」が全体の75%を占めており、これらを直接的に減らすことが今後の事故対策を進めていく上で重要なポイントとなります。
即ち、このような課題を抜本的に解決していくためには、これまで進めてきた道路行政施策とITSとが両輪となった高度な道路行政サービスとして取り組んでいくことが重要となります。 ITSは、既に我が国の交通社会に着実に浸透しています。さらに、2006年1月に策定された「IT新改革戦略」(IT戦略本部)では、ITSが国家戦略として位置付けられ、また、2006年7月の「重点計画-2006」(IT戦略本部)では、政府として迅速かつ重点的に実施すべき具体的な施策が明らかにされています。
ITS推進室は、今後ともこのようなITSの展開をサポートする機関として新たな交通社会の実現を通じ、社会への貢献を果たしていくことを目指します。
【今後の展望】
ITSは、交通事故、交通渋滞や環境問題など、今日の道路交通が抱えている諸問題の解決に大きく貢献するとともに、地域の活性化やくらしやすい豊かな地域社会を支える交通まちづくりにおいても欠くことのできない重要なツールとなっています。さらに、ITSは、自動車・情報通信関連産業だけでなく物流や観光など幅広い分野にまで大きな効用が及ぼすものと期待されています。 そのため、ITS推進室では、ITSに関わる政府や民間企業などの最新の動向を踏まえつつ、
- ITSの更なる展開を目指したスマートウェイの推進に向けた調査研究
- 地域の交通まちづくりやそれを効果的・効率的に支えていくITSの導入展開のための調査研究
- ITSがこれまで培ってきた技術やITSサービスにより取得可能となる情報の道路行政サービスへの活用に向けた調査研究
- ITSサービスの実現を支える各種プラットホームの構築に向けた調査研究
などについて、積極的に取り組んでいく必要があると考えています。
全国の各地域におけるITS実践事例等を掲載しています。


