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助成・表彰・審査制度 / 国土技術開発賞

    • 第7回国土技術開発賞

入賞(選考委員会委員長表彰)

鉄筋ジャバラユニット工法 (第7回国土技術開発賞 入賞)

応募技術名称鉄筋ジャバラユニット工法
副題組立てた鉄筋が自由に折畳めます
応募者名(有)柳井通商
技術開発者(有)柳井通商 柳井泰三

技術の概要

1.技術開発の背景及び契機

 一般的に鉄筋組立て作業における重量物人力運搬作業、過酷な条件の現場環境、厳しい工期、組立て作業時における労働力の増員、また作業の不安全性等を考慮し、これらをクリアするために工場において、いかに先取り作業ができるかを追求し開発した。

2.技術の内容

 本技術は、工場にて切断、曲げ加工を施した鉄筋材を各部位(梁、柱、スラブ等)毎に「特殊ゴム付結束線」を用いて組み立てた後、折畳んで運搬し、現場搬入後荷降ろし時点で原型に復旧し、そのままクレーン等にて吊りこんで、所定の部位に取り付ける工法である。

 

写真−1 特殊ゴム付結束線                 写真 −2 梁部材の折畳み状況

図−1 鉄筋ジャバラユニット工法の手順

図−2 折り畳み運搬の状況

3.技術の効果

  1. 鉄筋工事における現場工期の短縮及びこれに伴う経費削減
  2. 鉄筋工事における労働力の平準化
  3. 運搬作業の効率化・運搬費の削減
  4. 作業環境が安定した工場にて組立てる事により、鉄筋工事における品質の向上
  5. 部材のユニット化により、鉄筋組み立てに必要な仮設足場等の削減が図れる
  6. 工場にて事前作業ができるので、現場での不安定な姿勢での作業が減少し、鉄筋工事における安全性の向上(鉄筋組立作業における重労働が大幅に解消)

4.技術の適用範囲等

  1. 溶接継手もしくは機械継手が最適です
  2. 特殊ゴム付結束線の単価は、1トンあたり500〜1500円程度の範囲です
  3. 取り付け箇所がクレーン作業半径に限定されます
  4. スターラップの形状が片爪となるため、組立て後爪曲げ作業が必要となります
  5. 通常の現場組立てよりも、クレーン使用時間が長くなります(1回の組み立て作業単位で半日から1日の間)

5.技術の適用実績

名大医学部付属病院新築工事、平成15年2月〜平成15年12月  他32件